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津久井青年会議所様
じゃがいも掘り・うどん打ち体験同行記 |
8月2日(日) 8時20分。久しぶりに相模湖畔の藤野の訪問。 |
電車を降り、爽やかなそよ風を感じ、藤野駅の跨線橋から山を眺め
ると、青空の下に、うっそうとした木々に包まれた「緑のラブレター」
目に入る。 いつもの藤野の景色だ!
朝から、太陽が照りつけ、暑い日になりそうだ。
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【夏休み親子仲良し日帰り体験ツアー】 |
《じゃがいも掘り・うどん打ち
・キャンドル作り・スイカ割 り体験》 |
今日は、藤野地区の隣、相模原市緑区津久井から『じゃがいも掘り
とうどん打ち体験』の予約をされた、津久井青年会議所様の親子連れ
31人の夏休みお楽しみ体験会。 |
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◇ ボランティアの学生がお手伝いに参加 |
今日はボランティアで、お手伝いどころか、「農作業やうどん打
ち」が初経験k、東洋大学1年生4人と都留文化大学3年の学生
5人が、社会人の藤野大好きの稲生さんと一緒に、今日の体験会
ょ主催する和田の里みちくさの会のお手伝いのために参上。 |
◇ 吉野農園のじゃがいも畑へ |
出迎えてくれた稲生さんの車で、吉野農園へ元気よく出発。
鶯の声の歓迎を受けて吉野農園に到着。
農園の奥にあるけやきの大木の木陰にある休憩所に向かい傾斜
地を降り、休憩所のベンチに荷物を置き、靴を履き替え、日焼け
止めを塗り、防虫スプレーをかけて、さあ、受入準備は完了。 |
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吉野農園 |
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じゃがいも畑 |
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ねぎ畑 |
やはり猪に荒らされた、さつまいも畑 |
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かぼちゃ 収穫は9月に入ってから |
里いも畑 こちらね収穫は9月 |
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吉野農園到着。小林会長のご挨拶 |
やる気満々の学生のみなさん |
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笑顔がこぼれる澄川さん、
金谷さん、林さん |
ベテランの指導者と話しをする福嶋君 |
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お客様が到着するまで、くつろぐ |
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◇ 猪の被害でじゃがいも畑が・・・ |
休憩所に早めに来ていた、今日の収穫体験の指導者の方から、
収獲予定のじゃがいも畑が、何と、つい2日前に、猪に食い荒らさ
れてしまったとのことだ。
辛うじて、残されたじゃがいもを地中に植え直したとのことで、
畑を見に行くと、じゃがいもの葉は全く見当たらず、土が露出して
いた。
果たして、今日の人数分の収獲ができるか心配になってしまった。
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◇ 隣の畑のおばちゃんから差し入れ |
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隣の畑のおばちゃん |
みずみずしい、熟れたトマト |
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思わず、ガブリ |
福嶋君と隣のおばちゃん |
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準備していた光景を畑越しに見ていたのか、隣の畑のおばちゃん
から声がかかる。
何事かと、学生たちが近づくと、
何と、おばちゃんの畑で栽培していたトマトとミニトマトを差
し入れをしてくれると言って、まっ赤に熟したトマトが山盛りの
ザルを植木越しに手渡してくれました。
満面のにこにこ顔で、ありがたくご厚意に甘えて、頂戴いしま
した。
思いも寄らない、お隣りさんからの温かなプレゼントに、暑さ
を忘れ、ほのほのとした気持ちにさせてくれました。
そして、おばちゃんとしばらく、畑越しに雑談。
ご主人を亡くし、一人で、もう、高齢のために、畑を守りきれ
ないと、ポツリと一言。
にも関わらず、おばちゃんの畑では、とうもろこし、トマト、
キュウリ、ナスが活き活きと、整然と栽培されていました。
ああ、頑張っているなあ〜と思いながら、改めて、農業の厳し
さ、難しさを痛感させられた瞬間でした。
女子学生の一人が、いただいたトマトをすぐ、ガブリとほおばる。
思わず、「おいしい」。
当たり前、無農薬でもぎたてダ。 |
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◇ お客様が吉野農園に到着 |
待つことしばし、
小さなお子様を先頭に、にこにこと期待いっぱいの顔をしたお
客様たちが、農園に向かって傾斜地を降りてきた。
けやきの大木の木陰の休憩所に集まり、早速、受入をする和田
の里みちくさの会の会長の小林さんからご挨拶と猪被害のことと、
じゃがいもの収穫の仕方の話しを聞き、畑に移動。
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◇ いざ、じゃがいも収穫 |
まず、じゃがいもの葉が無い畑の盛りあがった畝(うね)を指
導者が掘り起こすと、じゃがいもが出てくる、出てくる。
じぃ〜と、作業を見つめていた、子供たちがいっせいに動き出
し、恐る恐るじゃがいもを拾い始める。
そのうち、男の子が見よう見まねで、重い鋤(すき)を持ち、
掘り起こしにチャレンジする。
じゃがいもが出て来ると、「わあ〜」と歓声があがる。
あちらこちらで、大きいのやら小さいのやら、じゃがいもがご
ろごろ出てきて、大人もお子さんもビニールの袋に一所懸命、詰
め始める。
ビニール袋がいっぱいになる頃には、皆さん、汗でびっしょり。
心地良い、汗をかき、満足でいっぱいの顔、顔でした。
心配していた収穫量は十分に皆様に行き渡り、ほっとする。
賑やかなじゃがいも収穫体験は終了。
収穫したじゃがいもは、もちろん、今日のおみやげだ。
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じゃがいも収穫のお手伝いをして、和田の里体験センター に向かう前
吉野農園を背景に
ホランティアで参加の、左から長坂、稲生さん、東洋大学1年福嶋君、
金谷さん、澄川さん、平野君、都留文化大学3年林さん
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■ うどん打ち・キャンドル作り・スイカ割 in 和田の里体験センター |
吉野農園から、車で約10分、佐野川の支流沿いの陣馬山行くバ
ス道を通り、茶畑や碧あふれる、うどん打ちの会場の和田の里体験
センター
に到着。
体験センター入口の片隅に、野生のヤマユリが歓迎
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歓迎のヤマユリがお出迎え |
小林会長の御挨拶 |
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ご挨拶を聞く、学生の皆さん |
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◇ うどん打ち |
うどん打ちの道具が6卓分用意。
ご家族の名前が呼ばれ、卓ごとに別れて、いざ、うどん打ち
がスタート
@ 先ず、器に小麦粉を入れ、塩を少々入れ、かき混ぜる。
A そこに、水を少しずつ入れながら、丁寧にかき混ぜる
B 固まってきたら、手首の付け根で、練り上げる
C 空気を出すように、切れ目が無くなるまで、練って、大きな
固まりにする
D 固まりを延ばし板に移し、延ばし棒で徐々に広げてゆく
E 適度の広さまで広げたら、延ばし棒にまるめ込み、力を入れ
ながら押し、力を抜いて戻しを繰り返し、生地を薄く、広げ
てゆく
F 生地の厚さが平均的に約2oくらいになるように広げる
G 生地を数段に折り曲げて、添え木に当てて、包丁でできるだ
け薄く切る
※ 固い食感がうどんのおいしさだが、太く切ると、固く、
ゆで時間も長くなり、食べにくくなるので注意。
H 切ったうどんに打ち粉を振り、くっつかないようにほぐしな
がら、器に入れる
※ 他のグループの打ったうどんと間違わないように、番号
札を入れて区別する
I 沸騰したお湯でゆでる。
ゆで上がるまで約10分〜15分。待ち遠しい。
J ゆであがったら、水で洗い、冷まして、ざるに盛ったら出来
上がり
K 薬味を沿えて、地元野菜の天ぷらと一緒に召し上がれ。
やはり、少々太さが不揃いでも、自分たちで打ったものが、いと
おしく、固くても一番おいしい。
楽しくうどん打ちをしたのを振り返りながら、話しをして食べ
るのが最高。
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ボランティアで参加した学生たちにも、小林会長のご厚意で1卓ご
用意して頂き、代わる代わるにうどん打ちに挑戦して、太めで固めな
がらのうどんを打ち上げて、揚げたての野菜の天ぷらと一緒に「おい
しい、おいしい」と言いながら、堪能。
とても贅沢な達成感・充実感あふれる体験となりました。! |
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塩を加えて、混ぜる |
水を少しずつ入れる |
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こねる |
こねる |
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少しずつ固めてゆく |
ひたすら練る、練る |
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広げる・伸ばす |
薄さをみながら、広げる |
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添え木に沿って細く?切る |
くっつかないように打ち粉をふりながら、伸ばして器に、完成 |
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ゆでる |
ゆであがり |
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少々太めのうどんと
藤野産の野菜の天ぷら |
試食タイム |
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感触をたしかめながら、
味わいを極める平野君 |
福嶋君と稲生さん |
、試食。学生と稲生さん |
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薬味を入れる、林さん、澄川さん |
澄川さんと金谷さん |
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◇ キャンドル作り |
食後、一服して、次はキャンドル作り。
@ ろうを溶かし、
A お好みでクレヨンを削り色づけ、香りをつけたければのエッセン
シャルを選んで、小さなグラスに流し込み、
B 割り箸に用意しておいた芯の先を挟み、容器にセット、
C 冷まして、固まるまで待ちます。
(早く固めるために、氷を砕いた容器の中に流し込む方法もあるよ
うです。)
めいめいの彩りとほのかな香りのキャンドルが完成
さぞかし、幻想的な夜を演出してくれるでしょう!!
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ろうを溶かす |
クレヨンを削り色付けと香りを加え
割り箸で芯を支え、冷ます |
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◇ 欲張りプランの最後は、スイカ割り |
@ 和田の里体験センター の駐車場にテントを張り、ビニールシート
を広げて、スイカ割のステージを作る
A スイカを置き、竹の棒を持つ
B その場所で、ぐるぐる10回回り、ふらふらになりながら、竹の
棒を思いっきり振り下ろします。
C 空振り続出。
割るどころか、なかなかスイカを叩けません。
D 小学生の男の子が、ボカットとスイカをヒット。
お見事、きれいに割れました
E カットして皆さんに配られる、早速、賞味。
冷やしてあったせいか、なかなか冷たくて、甘くておいしい。
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ぐるぐる10回回り、構えて振り下ろす お見事仕留めた |
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戦利品 |
カットして、皆さんにお裾分け |
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◇ 本日最後、谷川で水遊び |
子どもたちは目ざとい。
体験センターのすぐ横を流れる谷川の河原に降りる道を発見
たちまち、冷たい流れに入り、大はしゃぎ
暑さを忘れ、しばし水遊び。
ハイ、それでも、そろそろ、お帰りの時間。
お父さんとお母さんに呼ばれ、谷川とお別れ
帰る準備です。
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◇ お別れ |
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隣の地区なのに、藤野のすばらしさを知らないか方が多くおられ
たのは意外です。
◎ 参加者の方からの声
「隣の地区なので、今度は、家族連れで、また、来たいと」との声。
● 願いを込めて
これをご縁に、お隣同士のふれあい交流が続きますように! |
● おまけ 今日の日程を終わり、藤野駅前で、学生のみなさんと
名残りを惜しんでお茶会
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充実感いっぱいの笑顔。
今日の経験は未知の世界に向かって、羽ばたく、門出の日になりました。 |