体験型観光リーダー養成講座

第2回 着地型旅行商品造成実践ワークショップ



 主   催 財団法人グリーンふるさと振興機構
 協   力 茨城県
 事業受託 株式会社JTB関東
  

 講師 有限会社LSプランニング 代表 長坂克巳

  期 日  2012年10月24日(水) 10:00〜

 場 所  財団法人グリーンふるさと振興機構 会議室

時 間

内 容

 10:00  主催者から開催のご挨拶
 10:0510:10   第2回目から参加された方が自己紹介
 10:1012:00  
 午前中は前回、参加されていなかった方のために、前回
 と同じテーマ
「旅行業界の実情・旅行動向」を前回とは
 違う観点での講話


    1)宿泊者数が減少傾向対策と日帰り客誘致
    2)旅行会社の動向
    3)団体客激減、個人旅行客重視の販売促進活動
    4)お客様が求めるものは『本物』
    5)旅行商品価格は二極化、低価格安定傾向
    6)100qツーリズム 

 質疑応答

 13:0017:00 
 前回の続き

 着地型旅行商品に造りあげる素材となりそうな、茨城県北の
 宝探し作業の開始です。

 1日のワークショップの結果は・・・・・ ↓

  第2回ワーショップ 宝探しのポイント
 
 @ 他地域より誇れる、アピールできる内容・形のもの
 A 是非とも、紹介したい内容・形のもの
 B 日帰りの場合、滞在時間は昼食含めて、通常平均4時間以内

  ● 宝探しの選択のポイント
 
 ◇ 普段さりげなく、見過ごしている花、木、動物、昆虫、自然、産品、生活習慣、
    施設、名所、祭事、行事など、身の回りのもの、道ばたを見渡し、改めて地域
    以外の人の目で見直してみると、あたらしい発見につながるかも・・・・。

    @ ひょっとしたらあの食材を利用して名物料理が作れないか
    A 昔、使っていた道具、話をしていた伝統行事などの復活
    B ここは教えたくない穴場、是非、行く価値があるお勧めスポット
    C 昔から歴史を刻んできた、伝統産品・食・菓子
    D 隠れた匠の技 陶芸・工芸・木工
    E おばちゃん自慢の田舎料理、隠れグルメ

  ● 目指す客層

    @ シニア層
    A 家族連れ
    B 女子会

   @ シニア・一般向け企画の「目玉とする」料理

      素材選びの最初に、シニア。一般向けの料理の検討の結果、
    
     他の地区には無い、素材として日立市の「たかはら自然塾」が取り組んで
    いる、養殖の「かじか」に注目。
    
    着旅型旅行商品の第一番目の候補地として、たかはら自然塾を活用して、
    かじか料理+αで商品化を検討してみることにしました。

    11人の出席者の内、5人が「たかはら自然塾」の方々でしたので、次回まで
    にどのような料理として提供できるか、料金も含めて検討して、報告をして頂
    く宿題となりました。

  次回、2012年11月14日にはたしてどのような結果となるか、楽しみです。

     2012年7月10日付けのかじか養殖に関する 茨城新聞記事
   
 かじかの塩焼き

日立市市議会議員  樫村英紀氏ブログより 2012年6月20日
          かじか

  少々、顔がグロテスクで、反対意見
  もありましたが。愛嬌がある!? 
 
たかはら自然塾全景
高原地域の田畑や山・川を活用した体験施設 
 
茨城県北 名産品 
   
 大子 りんご  那珂川 鮎  常陸牛  久慈そば
     
 巨峰 久慈鶏   納豆  北茨木市シラウオ
 
 
 お客さまの立場にたって

《 旅行商品を造成するための必須条件 》

 
 1.宝探しのポイント

  @ トレンド・ニーズの把握     A 気づき力

B 素材の価値観を見極めるヒラメキ C こだわり 

     D アレンジ力           E 情報収集力

 2.造成のコンセプト

(1)通年商品

1)メインの幹は通年商品

2)枝に季節限定・1回のイベント商品

(2)他地域との差別化

   (3)安心・安全

   (4)催行人数

1)個人旅行主流 ⇒ 2名から、バス1台分45人

2)施設・場所の収容力とインストラクターの対応

   (5)客層

誰でも良いではダメ ターゲットを絞り込む

   (6)地産地消

1)地元ならではの素材  2)料理

   (7)宿泊客の減少傾向に適応させ日帰り客にも対応

   (8)インフラ整備

清潔・快適・バリアフリー

      1)受入施設・場所・設備のメンテナンス

2)トイレ・手足洗い場

3)アプローチ・駐車場

(9)受入体制の確立

     ⇒ 予約受付・手配体制

10)販売促進・セールス

11)施設・地域連携

12)市場にマッチしたリーズナブル価格の設定

13適正な利益を目指す

⇒ 費用対効果 ⇒ 他施設との比較 ⇒ 適正価格

     (14)アクセス(二次交通)
             シニア層は列車利用者が多い


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