そばの成長記録
 『ふじの自産自消を楽しむ会』
そばの種まき・第2回モニターツアー同行記
    そばの種まき・第2回モニターツアー写真記録

  8月20日(土) 一時小雨 後 曇り 


  『ふじの自産自消を楽しむ会』の第2弾、そばの種まきと第2回モニターツター開催。
 
  そばの畑の吉野そば農園は、まさに、遊休農地だったところをブルドーザーで開墾。
  
  茎が太い草が茂っていた場所だけに、大型のコンバインを2回導入して整地。

  その後、耕耘機でならし、種まきができる畑に変身。

   和田の里みちくさの会の親切なお父さん達の指導を受けながら和気あいあいと、
  にこにこと畝に浅く溝を付け、その後に、そばの種をまき作業が進められました。
  
 ◎ 吉野そば農園でそばの種まき

     9:02 藤野駅着の中央線に合わせて、集合。

    当日、電車に乗り遅れた人もいて、全員が吉野にそろったのは10時頃になった。

    県立奈良本園地休憩所で着替え、

    かっぱ、長靴と様々なスタイルに着替え、いざ、種まき!!
    (※ 余談ですが、この日のためにネットで買われたという、折りたたみができる、
       バードウォッチング用の長靴でご参加の方が5人いらっしゃいました。)

   ◇ そばの種蒔き

      農作業の開始に先立ち、和田の里みちくさの会会長の小林さんがご挨拶。

      先ずは、指導者の方が、畝を鍬で浅く救う感じで、溝を付ける手本を見せる。
      
       周りで、見学していた、参加者に鍬が渡され、不慣れな手つきでスタート。

      そばの種をめいめいで紙コップに入れて、畑に向かう。

      畑をまたいで、端から端にヒモを張り、ヒモに沿って、溝を作ってゆく。

      鍬と鋤で淺掘りをした畝に、小指に数粒の種をつまんでパラパラ、種をまいて
      ゆきます。

      溝掘りは、簡単なようで、結構重労働のようす。
      皆さんが代わる代わる、交代をしながらの溝掘りを、まく人が後を追う。
      
      種まきはみるみる内に畑半分くらいまで、出来上がりです。

      1時間した頃に、リーダーから休憩の声が掛かる。
      畑の中にある、けやきの木立の中に敷かれたビニールシートで一休み。
      冷たい、お茶の味が格別でした。

      休憩後は、雨も上がり、カッパを脱いで、張り切っての作業です。

      12時30分、畑の奥にある三角地を最後に、種まきは無事終了です。

      畑を背景に、全員で記念撮影。

      県立奈良本園地休憩所で着替えと靴洗い、トイレをすませて、マイ箸作りと
      うどん打ち体験の和田の里体験センター に向かいました。
      
そばの種まき開始早々 そばの種まき 終り間近
   ◇ 和田の里体験センター で『マイ箸作り&うどん打ち体験』

      13時頃 和田の里体験センターに到着

      うどん打ちに挑戦

      3グループに分かれ、開始。

      天候不順で、湿度が高いせいか、うどんが柔らかめとなり、粉を追加して練る
      ハプニングとなりました。

      各グループとも、慣れた手つきで、腰を入れ、どんどん作業が進む。

      どうしても、柔らかめのため、打ち粉を丹念にふりかけ練り上げ、伸ばし、 

      切り
      注意しながら。細めに、細めに、

      麺がくっつかなすように打ち粉をしながら、器にそろえて、移す。

      後は、茹でるだけ
     

うどん打ち 伸ばし うどん打ち 伸ばし
完成した  うどん・天ぷら

     麺を茹でている間にマイ箸作りに、切り替えです。

     本日は、青竹を裏山で切り出し、2p幅のユニットにカット。

     ユニットを半分に割るところから、スタートです。

     普段は、乾燥させた竹を使いますが、みずみずしい青竹なので、比較的柔らかく、削り
     やすいようでした。

     完成した箸で、試食タイムです。

     昼食後にスイカ割りのよていでしたが、皆さん満腹だということで、野菜収穫の後にとい
     うことにしました。

   ◇ 野菜収穫  大日野原農園
雨があがり、もやがたちこめる大日野原農園

      元沢井小学校の体育館の駐車場から、沢井川に沿って県道を5分くらい、行った地点
      が、大日野原農園の上り道。

      ハア、ハア、しながら15分。
      もやに包まれた、大日野原農園に到着

      早速、野菜収穫だ
      雑草が生い茂る、ゴーヤといんげんの半円形の囲いに入り、めいめいが品定めして
      収穫。
      
       次ぎに、中央大学が発掘調査をした縄文時代の住居跡の場所を見学。
      かぼちゃ畑へ。
      かほちゃは地上でなっているものと思いきや、半円形の囲いに絡まっていた。
      小さめのかぼちゃを、次々にみつけ、ゲット。
      一人、1個を確保。

      その後、7月9日に大豆の種まきをした畑を見に行くことなった。

      おまけ・・・
      大豆畑に行く途中の畑で、今度は、大根掘りをしていいとの佐々木さんの一言。
      またまた、大根畑に入り、大根抜きで大根をゲット。
   ◇ 大豆畑の草取り
草取り前の大豆 草取り後の大豆畑

      今日の予定に入っていなかったのでしたが、一人が、草取りを始めたら、

      眺めていた、参加者が一人、一人と加わり、全員に広がってしまった。

      予期していなかった、だけに、びっくりするやら、嬉しいやら。

      大豆の苗より高い草が一面に。

      雨露に濡れながら、草取りというより、草抜きだ。

      30分もすると、みるみる、草ぼうぼうに見えた、畑もすっきり。
      まともな、大豆畑に変身していました。
   ◇ スイカ割り
体育館の駐車場でスイカ割り これから味わう スイカ

      予定に無かった草取りをしたので、夕方4時頃になりましたが、皆さん元気はつらつ。

      環境としては、おまり良くありませんでしたが、雨天対策の関係で、沢井体育館の駐車場
      がスイカ割りの場所になりました。

     スイカ割り役は、参加者の本日より農ギャルになった2人を指名。
     
     割った後は、甘み十分のスイカを頂きました。

    終了は午後5時頃

   藤野駅で、別れを惜しんで解散。

   ◇ エピローグ

      今回のご参加者は、東京より、グループウエアNo1、サイボウズ株式会社の20代〜30
     代の元気な女性4人と大豆の種まきにも参加して頂いた、同僚の女性陣に学さんと親しく
     呼ばれている課長の佐藤さん、美容関連用品販売で全国を飛び回っている30代の大西
     ご夫婦と、地元相模原市在住『ふじの自産自消を楽しむ会』会員の小泉さん、わざわざ視
     察でお越し頂きました全国農協観光協会のお二人のお客様が10人と、農作業のお手伝
     いでボランティア参加の東洋大学学院生村瀬君の11名の皆さんでした。

     そして、相模原市からは藤野経済観光課の永井主幹、爽やかなご案内役の女性小川さん。

     地元からは、和田の里みちくさの会から4人と会長の小林さん、農業指導責任者の佐々木
     さん、『ふじの自産自消を楽しむ会』の運営委員の岩崎さんと、総勢20人の作業となりまし
     た。

      今回は、年配の方々の参加が多いのではという予想と違い、若い人たちが参加されたこ
     とで、実にきびきびとなごやかな雰囲気の1日となりました。

     農作業体験は、年配の方にも、若い方にも人気が高いという、新たな流れを見つけられた
     そばの種まきと、第2回目のモニターツアーとなり、これからの活動が楽しみとなりました。


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